コラム
学生時代に部活動をしていましたか?部活って独特なコミュニティですよね。偶然に居合わせた部員が同じ時間を共有して、同じ目標に向かって努力して。練習あとも無駄に一緒にいたり、卒業後も友人でいられたりして。
それに、部員同士の人間関係も、勉強との両立も、恋愛も(部活と関係ないか…直接は)、何度もまよって行ったり来たりを繰り返したり、ふらふらして進む道が定まらなかったり。いま思うと、それら全てが社会に出るためのトレーニングになっていて、そこで自分の芯ができたんじゃないかなと思います。
「学生の本分は勉強だ」と言われますが、部活も「第2の本分」にしなきゃいけないほど恵まれていたことに、気づいたのは高3の秋、引退して宙ぶらりんの時でした。
社会に出ると学生の頃とは違い、スポーツをする環境はたいがい自分で探す必要があります。「仕事が本分」とは言え、仕事ができるのもまず健康があってこそです。「そんなことは分かっていても時間がなくて…」と問題を棚上げにしちゃっていませんか?
でも、短時間で、効果が実感できて、そのうえ少人数の参加者にインストラクターがついて指導してくれるプログラムだったら始められそうじゃないですか?イトマンスポーツスクエアで導入している”TRX”のプログラムはその全てを充たしてくれます。
トレーニングツール”TRXサスペンショントレーナー”を使用したエクササイズと、イトマンスポーツスクエアの”TRXプログラム”の魅力をご紹介いたします。※導入店舗は末尾に掲載致します。
TRXトレーニングは、吊下げられたベルトと地面を支点にしてバランスを取りながら行うトレーニングです。この器具ひとつで様々なエクササイズが可能で、ストレッチから負荷の高い運動までを行うことができます。また強度の調整が簡単なので、トップアスリートからリハビリ中の方まで、目的に応じたトレーニングを行うことができます。豊富なバリエーションの中から3つのエクササイズをご紹介いたします。
ベルト先端の輪の部分(=フットクレイドル)につま先を入れ、腕立て状態になります。そこから、両ヒザを胸に近づけます。足が宙ぶらりんなので、ちゃんとバランスをとれないとゆれるし、自分の体重だけなのにおもいです。
ベルト先端の棒状の持ち手(=ハンドル)を持ち、脇を締めて立ちます。そこから、腕を伸ばし後ろに倒れるようにします。腕だけを曲げ伸ばしするのではなく、カラダをまっすぐにしたまま背中の力を使って行ったり来たりを繰り返します。
両方のフットクレイドルに片方のつま先を入れ、片足立ちになります。そこから、しゃがみます。最初はふらふらして軌道が定まらなかったりしますが、トレーニングを積むと芯ができて安定してきます。
TRXプログラムの魅力を探るため、イトマンスポーツスクエア北松戸に体験に行きました。北松戸店では、マシンジム中央に設置したTRXサスペンショントレーナーを使用し、定員8名で30分のプログラムを実施しています(2019年7月現在)。
TRXはプログラム以外の時間でも自由に使用することができますので、すでに2名の方がTRXを使ってウォーミングアップをしていました。プログラム参加の整理券をもらってから、ストレッチエリアで待ちます。多くの方が黙々と多種多様なトレーニングをしているのが見えます。
開始少し前、スタッフがセッティングを始めるのを合図にして、各所でトレーニングをしていた参加者の方がTRXに集まります。さながらチーム集合といった雰囲気です。
担当の本多インストラクターは「鬼監督」ではなく「やさしい先輩」といった雰囲気で、ていねいに説明をしてくれます。ストレッチからスタートして徐々に強度を高めていきます。同じ動作でも負荷や難易度を変える方法をコメントしてくれるので、初心者から上級者までがそれぞれに合った強度で実施できます。まよっている気配もすぐに察知して飛んできてくれます。
先輩メンバーも気にかけてくれました。「大丈夫?分かる?」「つらいね、がんばろう。」トレーニングしながらなので多く話す訳ではありませんが、アイコンタクトで連帯感が生まれます。すっかり顔なじみといった方もいらっしゃいました。久しぶりに「みんなでトレーニングをした」という気持ちになりました。
大人になって”時間割”は自由に決められるようになりましたが、部活のように”同じ時間”に”同じ場所”に集まるというのも気持ちが引き締まって良いと思います。時間をうまく調整してTRXを継続すればきっとカラダも引き締まる!という確信を持ちつつ、フロントでもらったタイムテーブルを宿題として持ち帰りました。
【 TRX 導入店舗】成人会員スケジュール
北松戸 / 日進 / 綾瀬 / 流山おおたかの森 / 公津の杜 / つくば店
TRX Training JAPAN株式会社様、記事制作にご協力いただき誠にありがとうございました。