コラム

【コンディショニング】鍛えないフィットネスマシン

2018.10.03

フリーウェイトのダンベルセット

スポーツをする目的はひとそれぞれだと思います。 競技として取り組む選手も、レジャーとして楽しむ方もいらっしゃいます。ですが「上達したい」という気持ちは多くの方が共通して抱くものではないでしょうか。

身体能力と技術力

イトマンスポーツスクエアの会員様も様々な目的で様々な種目に取り組まれています。専用のトレーニング施設があるゴルフやテニス、水泳をされている方はもとより、他の競技の基礎トレーニングの場所として活用される方もいらっしゃいます。

ゴルフレンジ利用前には動的ストレッチ

種目によって必要とされる能力に違いはあるものの、競技力向上には筋力や筋持久力といった身体能力の向上技術力の向上の両側面がそれぞれに重要です。この両側面は表裏一体の関係として競技結果に影響するものであり、また日々のトレーニングの基本でもあります。

コンディショニング

ところで、トレーニングで会得した能力を試合などで十分に発揮するにはコンディショニングも重要となります。また、効果的なトレーニングを行う準備としてもコンディショニングは重要です。コンディショニングというと、栄養や休養、メンタルなど運動以外の要素をまずイメージされるかもしれませんが、今回は身体のコンディションを整えることにしぼってお伝えしたいと思います。

フリーウェイトのトレーニングコーナー

トレーニングは開始からいきなり最大負荷で行っても、十分に力は発揮できません。それどころか、場合によっては故障につながることもあります。ですので先ずは身体を温め、筋や腱の弾力性を向上させ、関節可動域を広げる運動、いわゆる準備運動やストレッチといったコンディショニングから始めることをお勧めします。

動的ストレッチマシン

コンディショニングマシンのホグレル

準備運動やストレッチは器具が無ければ一切できないものではありませんが、近年ではより効果的なコンディショニングを目的としたマシンが普及し、既に利用されている方も多いかと思います。イトマンスポーツスクエアでも「動的ストレッチ」を目的としたコンディショニングマシンを導入しています。
※動的ストレッチは関節を反復して動かすストレッチで、ウォーミングアップに最適です。

マシンを使用しないストレッチに使う力は、主に別の筋肉と重力です。リラックスして身体を伸ばす動作のために別の筋肉を収縮させるのです。一方、コンディショニングマシンでは適度なウェイト(=重り)にその役目を任せるので、ストレッチする箇所をより意識することが出来ます。また、マシンを利用したストレッチは自身の可動域を把握することも容易です。

フィットネスでコンディショニング

コンディショニングマシンの有用性について詳しい情報は、ぜひスタッフにおたずね下さい。今回もうひとつお伝えしたいのが、「動的ストレッチを実施する際には複数のマシンが設置してあるコーナーそのものに利便性がある」ということです。複数種類のトレーニングを繰り返すサーキットトレーニングの様にマシンを回ることで、同じメニューのウォーミングアップを習慣化しやすくなります。

マシン種類はそれほど多くなく、設定方法も基本的な使用方法も分かりやすいものがほとんどです。ですが特に最初はスタッフ(トレーナー)にお声掛け下さい。正しいフォームで行うことが大事なのですが、自分自身でフォームを確認することは難しいこともあります。また、使用方法も目的に応じていくつかのバリエーションがあります。
目標に向けて最適なコンディショニングメニューを作成し実践していきましょう。

※施設の内容やマシンの種類は店舗によって異なります。画像はイトマンスポーツスクエア幕張のものです。

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